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P-6()は、ソビエト連邦で開発された長射程・潜水艦発射型の対艦ミサイル。また水上艦発射型のP-35についても本項で扱う。GRAUインデックスは、原型機にあたる対地型のP-5と同じ4K44。 西側諸国においては、アメリカ国防総省(DoD)識別番号としてはSS-N-3A/B、NATOコードネームとしては「シャドック」と呼ばれた。なお、原型となったP-5も同じNATOコードネームを付与されているが、西側諸国による確認が遅れたことから、DoD識別番号では逆に遅いSS-N-3Cという記号が与えられている。 == 来歴 == 第2次世界大戦直後より、ウラジーミル・チェロメイ主任設計官の率いる第52設計局(OKB-52)のチームは、独自の技術開発にV-1などドイツからの鹵獲技術を加味して巡航ミサイルの開発を進めていた。当時技術的にまだ未熟だった潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を補完する対地火力として期待されたこともあり、核装備の対地型であるP-5の開発が先行することとなった。しかし一方で、対地火力としては潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)が本命と考えられており、対地巡航ミサイルはあくまで過渡的なものとされていた一方、仮想敵となるアメリカ海軍空母機動部隊においては、E-2A早期警戒機およびF-4艦上戦闘機の配備によって制圧範囲が拡大しており、従来の魚雷を主兵装とする在来型潜水艦よりも強力な対艦攻撃戦力が求められていた。 このことから、1956年8月、ソ連政府は第52設計局に対し、長射程の対艦巡航ミサイルの開発を依頼した。これによって開発されたのが、潜水艦発射型のP-6と、水上艦発射型のP-35であり、これらはほぼ同一の設計を採用していた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「P-6 (ミサイル)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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